Workaway Japanという団体を運営してみて分かった人生の教訓

どうもこんにちはみずきです。

とっても久しぶりのブログになります。

 ニュージーランド以来なので、約2か月?1か月半?ぶりになりました。

 

ご報告

報告が遅くなりましたが、NZから帰国してからの1か月で、無事に4つのイベントを終えることができました。

・4月21日Workaway飲み会
・4月27日第三回のイベント
・5月11日第四回のイベント
・5月12日に第一回目のWorkawayフットサル部開催

 

ほんとに参加してくれたみなさま、

どうもありがとうございました。

楽しすぎたWorkaway飲み会

過去最高規模の第三回イベント@虎ノ門ヒルズ

経験者が16人集まった第四回イベント

この1か月間は「刺激的」と形容するのがぴったりなほど、たくさんの出会いと成功で溢れていました。

 

最近毎日のように会っている刺激的な友達は、この1か月で出会った人もだいぶ多いです。

 

 

そして周りから言われることも変わりました。

集客力がすごい
こんな大規模なイベントをやるようになるとは

こんなことは今まで言われたことがありませんでした。

 

 

イベントを主催するだけでなく、外部のイベントにも呼ばれることが増えました。

フォロワー1万6千人を超える意識高い系中島イベント

時に登壇者として、時にお手伝いとして。

自分のできることはなんでもしよう!と思ってどんなイベントにも出向きました。

高輪ゲートウェイにあるゲストハウスの1周年記念パーティで、ビールを注ぎました

 

周りから見たら

「順風満帆」なのでしょう。

5/11のイベントで、長い間連絡を取っていたフォロワーさんと初めて会えた!

でも私が久々にパソコンを開いて文章を書いているということは、「栄」の部分を表したいからではありません。

過去の記事にもある通り、わたしが文章を書くときというのはストレスが溜まった時なのです。

 

自分の頭の中を整理したくて、キーボードを打っています。

体調を崩しました

すばり、何があったかというと体調を崩しました。

わたしは普段、そんなに頻繁に風邪をひきません。

健康には気を使っているので、基本的には組んだ予定はほぼ全てこなすことができます。

 

しかし、この数日で一気に体調を崩しました。

予定も全てキャンセルしてしまいました。

体中が痛いという感覚

そんな私でも、風邪を引いたくらいではブログを書こうと思いません。

 

今回は、きわめて異常だったのです。

人生で初めて、体のいたるところが痛いという症状に悩まされました。

 

具体的に、足、腰、肩、背中、首、お腹、頭、喉、極めつけが歯でした。

 

・腰が痛くて椅子に座るのも立つのもきつく

・夜寝てると足を釣って起きたり

・深夜に喉の痛みで目覚めて、突然声がかすれていたり

・歯が痛くて寝れなかったりしました。

 

歯に関しては虫歯かと思って歯医者に行ったんですが、「自発」という症状で虫歯ではありませんでした。

自発とは、昔治療した歯が何らかの理由で神経が弱り、うずいてしまう症状だそうです。

 

私は約10年前ごろに治療した、このタイミングで疼いて仕方なくなったのです。

 

さすがにこれらに関してはおかしいなーと思っていたんですが、あんまり気にしないようにして過ごしていました。

 

カウンセリングをしている友人と出会う

私が本格的に体調を崩す前日、Workawayのイベントや展示会のモデルの連勤が最終日だった日。

 

私は1週間の最後の予定である、”友人が経営している塾の講師をする”という予定に出向きました。

その友人こと:メンタリストなかしゅん

塾が終わった後ご飯を食べていたときに、その友人とある話題で持ちきりになりました。

 

それは「何を基準に事業をやっているか」

 

私は「長期的に見て利益が大きそうなもの」←いわゆる投資のような類のものです。

 

しかし友人は全く逆で「自分がわくわくするもの、好きなもの」という答えでした。

 

元々わたしはその友人とかなりやっていることが似ていると思っていましたが、その原動力はどうも違ったのです。

 

最近わたしがやっているのは「Workawayをしたい人をサポートするためにイベントを開催すること」でした。

大盛況に終わった5/11のイベント参加者の素敵な笑顔

 

これをやっているのはなぜか??

そう考えたときに、

「好きだから」という理由は何番目に来るのだろうか。

わからないけど、間違いなく1番目ではありませんでした。

 

「Workawayを広めれば、多くの日本人が海外に行きやすくなって、日本の将来がよくなる」

「いま自分に利益がなくても、いつかその人たちが活躍して、自分にも返ってくるはず」

 

そんな風に、わたしは利益目的だったのです。

 

でも彼は違って、純粋に”好き”という気持ちで塾やカウンセリングや整体をやっていました。

 

私は今まで人に対して嫉妬をしたりしたことがあまりなかったんですが、

(自己中なので、常に自分の人生が一番だと信じてやまないタイプです。)

今回に関してはその友人の純粋な”わくわく”だけを追う姿勢が羨ましくなりました。

 

 

「私が最後にわくわくしたのはいつだろうか」

「Workaway Japanという学生団体を立ち上げてから、いま思えば生きることが大変になった。」

「体が痛いなんて、体操をやっていた時や売り子の連勤をしてたとき以外は感じたこともなかった。」

 

そんな風に思いました。

 

その直後に体調を崩す

そして私は、彼のカウンセリングと整体を受けました。(その友人は塾経営しながら、メンタリストをしつつ、整体師の資格も持ってます)

 

そこまでのことを私にしてくれる理由も「単純にカウンセリングをして人が喜ぶ顔を見るのが好きだから」と言っていました。

 

 

その後、わたしは熱を出して倒れました。

久しぶりにベッドに1日中横になって、友達から言われた言葉を思い返し、自分の本心と向き合いました。

Workaway Japanという団体の代表

「知らなかった」という人も多いのですが私は今年の1月から学生団体の代表をやっています。

 

仕事内容は、

・Workawayイベント運営

・フットサル運営

・Workawayをしたい人のサポート

などです。

 

メンバーは約15人程度で、浪人生から大学を中退した人まで幅広くいます。

相方のあっきー

私のイベントに来たことある人は、バッジを付けたスタッフだと思ってくれたらいいと思います。

なぜ私が学生団体を始めたか

Workaway Japanという学生団体を作った経緯は、きわめて偶然なものでした。

 

2018年11月に体調を崩してタイから日本に緊急帰国したあと。

その当時はフォロワーだったAitemという英会話教室の担当の方とお会いしました。

お世話になりまくりの矢野さん

「うちと一緒にイベントをやらないか?」

そう持ち掛けられたとき、私はフォロワー数も今の半分にも満たない、ただの休学して3か月目の女子大生でした。

 

イベントを主催した実績もなにもない中、心に浮かんだ”わくわく”を信じて、一つ返事で”やります!”と返事をしたのです。

 

それがWorkaway Japanという団体が起こるきっかけになりました。

周りの人を”組織”立てることにした

第一回目、素人が作ったイベントなのにもか関わらず参加者は30人を超え大盛況。

 

私は「ここに集まったWorkaway経験者をそのままにしていてはもったいない」と思い、Workawayを広めたい人の集まりだったものを「組織」にすることに決めました。

 

そこから4か月。

今ではイベントを開けば100人が集まるような団体にまで急成長しました。

私はあと2年で大学を卒業するのですが、その後この団体を引き継ぐ後継者(来年大学1年生)まで決まっています。

噂によると、その子はこの団体をやりたくて日本の大学に進学することにしたらしいです。

噂のあんなちゃん

また、イベントのためにわざわざ山形、茨城、大阪、三重からバスなどを使って来てくれる子もいます。

 

噂によると、googleで「Workaway」と検索したときに、候補に「Workaway みずき」と出るようになったらしいです。

 

私は周りの人から

誰もお金を受け取っていない団体なのに、無料でこんなにも人が集まるのはすごい
いいメンバーが集まっているみずきちゃんは幸せ者だ

そんな風に言われることも増えました。

 

100人規模のイベントが成功したのも、間違いなく彼らメンバーのサポートのおかげです。

けれども

自分が人に恵まれていることは分かってるんです。

初期から携わってくれている、こうへいとれおな

お給料も交通費も渡せていないような状況で、みんなが手伝ってくれるなんてことは当たり前じゃありません。

(現在、経営難で代表の私ですら、1銭ももらってません。)

 

だけど、正直に胸の内を明かすと

「団体のリーダーをするのがきつい。」と思うようになっていました。

なんで代表のリーダーをするのがきついのか

ずばり、答えは「わくわくしない」という言葉に限ると思います。

 

最初はホラクラシー組織という、一人一人が独立して自分の好きなことを好きなようにやる組織形態で動き出しました。

 

しかし途中からそれでは組織が機能するのが厳しくなり、結果的に最近ではリーダーが部下に指示を出すヒエラルキー組織(日本ではこれが一般的な組織形態)に変更しました。

クリックすると新しいウィンドウで開きます

https://president.jp/articles/-/16284

 

私は素直に、

・仕事を人に振ることに対する苦手意識と

・非合理的さ

を感じるようになりました。

 

「正直、自分でやったほうが早いのは事実」

「でも、団体でやってる以上、みんなでやることに意味がある」

「なるべくメンバーの得意不得意をわかってあげよう」

「メンバーが失敗しても私がカバーすればいい」

 

そんな風に考えるようになり、気づいたら私がWorkawayに対して充てる時間は「イベントを開催する」という”ワクワクする”という感情が主体のものではなく、「組織運営をする」という”やるべきこと”ことに重きが置かれるようになりました。

 

つまり、私は当初もともとそれぞれが好きなことをやる組織(=個人プレーが集まった集団)を作ろうと思って始めたのにも関わらず、結果的には自分が自分の得意じゃないこと(=組織運営)をやるようになったということです。

 

苦手なことに時間を割くことでストレスが溜まり、規模が大きくなればなるほどプライベートもなくなりました。

団体からお金が発生しないので、それとは別で日々仕事をしました。

 

5/11の前後は展示会で6日間働いて、合計10万円稼いでいました。

 

もちろん単価の高い仕事は肉体的にも精神的にもハードですし、仕事の休憩中もイベント関連のやりとりをメンバーとケータイでしていて、休む間もありませんでした。

東京ビッグサイトで開催された世界規模の美容関係の展示会 ビューティワールドジャパンにて

それが今回の”全身の痛みと体調不良”に繋がったんだと思います。

今後どうしていくのか

「自分の好きなことをしなよ。」

そう言ってくれた友人に感謝して、その言葉を真摯に受け止めようと思います。

 

全体にとって利益のあるWorkawayを広めるというボランティア活動も、”社会貢献”の枠を超え、”自己犠牲”になりかけていました。

 

イベントは情報格差を無くすために学生は0円で参加できる仕組みを作っていましたが、実際のわたしの準備時間は1日平均5時間×1か月半を超えます。

 

つまり5H×45日=225時間、時給1000円で換算すると、22万5000円です。

他のメンバーもそれぞれ各自で仕事をしているので、合わせればあのイベントひとつで30万円~40万円をゆうにこえる価値のあるものだということです。

 

しかし、これが0円なので私もアルバイトをする必要があり、連勤とイベント準備が重なって体の限界を迎えたのです。

 

重大なお知らせ

なのでこのブログを読んでくださるみなさんに大事なお知らせですが、

今後Workawayイベントは参加者の皆さんから参加費を取るようになるかもしれません。

しかしそれは利益目的ではなく、イベントを行うための必要経費です。

 

参加者のみなさん。それを何とかご理解いただけますか…??(;;)

好きなことをもっとやりたい

わたしはこの団体を運営する以外にも、たくさんのやりたいことがあります。

 

・中国語の勉強

・日本語教師になるための勉強

・外部のイベントを手伝うこと

・少人数向けのディープなイベントを開催すること

・部屋の掃除や料理など家事類←単純に好き

・Workawayブログで情報を発信すること

・社会心理学を勉強すること

 

 

などなど。

しかし最近はWorkawayに時間がとられすぎて、これらのことは一切していませんでした。

 

でも、友人の「好きなことをしなよ。」という言葉が痛いほど刺さりました。

 

私はここ数か月、自分の好きなことをする時間があまりに少なかったと思ってます。

 

でも、いまは

・タイを語りタイ

・ヨーロッパを解説します

というどちらも定員が12人と少数のイベントを企画していて、それはとってもワクワクしています。

この純粋な”ワクワク”という原動力をちゃんと生かして、もっと楽しいことをしていきたいと思っています。

みなさんにも意見が聞きたい

これを踏まえてみなさんにも意見が聞きたいです。

 

・Workawayイベントはみなさんにとってどのようなものでしょうか?

・私に対して、何を求めていますか?

・私の正直な気持ちを読んで、どう思いましたか?

もちろん、この団体を辞めたいとか解散したいとかそう思っている訳ではありません。

でも少しの間だけ、健康のために団体のリーダーをすることを休みたいと思っています。

 

その期間がどれくらいかはわかりません。

今日の一晩かもしれないし、体調が完全に治るだけの間だけかもしれないし、1週間程度かもしれない。

 

だけど、ほんの少しでも苦手なことを休んで、”自分の楽しいことをする”時間を純粋に追ってみたいなと思いました。

私が今回得た教訓

確かにやらなければいけないこと・やったほうが世の中のためになることをするのは素晴らしいことかもしれません。

 

しかし、現実は得意じゃないことをやり続けると、体が破滅します。

 

特に、歯の痛みや寝ている間の不調を感じたら、みなさん休みましょう!!!

取り返しのつかないことになります。

 

そして不調を感じたら、わたしを思い返してください。

 

本当に心から好きだと思うことをしていますか?

 

今回の私のブログで、たった一人でも、何かの悩みを改善するタネになったら嬉しいです。

最後にひとつだけ。

私は居心地のよいWorkaway Japanのメンバー、そしてイベントに来てくれる参加者さん、応援してくれる大人の方といる時間が心の底から大好きです。

しかし、この記事で言いたいのは、人を取りまとめるのが苦手だということです。

 

どうにかして困難を乗り越えて、海外生活がしたい全ての人にチャンスを与えていく活動を続けていきたいと思います。

 

こんな勝手な私ですが、これからも見守っていただけると嬉しいです。

 

長文お読みいただきありがとうございました。

 

ブログの感想や、わたしの友人のカウンセリング・整体に興味があるという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。

DM、もしくはラインからご連絡お待ちしております。

 

インスタグラム:@mizu_pro_

Twitter:@mizk_sw

 

それではみなさん、よいWorkawayを。

みずき

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