
こんにちは。休学して旅をしているKoheiです。
今回workaway経験者としてブラジルでの私の体験を紹介します。
自己紹介
目次
まずは自己紹介から。
明治大学国際日本学部4年のこうへいです。
現在は大学を1年間休学して国内外を旅しています。
2018年前半はワーキングホリデーでオーストラリアに渡航。アルバイトをして旅の資金を貯めつつライターとしてワーホリの経験を活用した執筆活動をしていました。
オーストラリア出国後はアジア・南米を旅して現在は日本に戻っています。
趣味は6歳から続けているサッカー!オーストラリアでもチームに所属しプレーしていました。
私のWorkaway内容
<場所>ブラジル・サンパウロ
<期間>2018年7月~Workaway3週間+フリー(アマゾン観光)1週間
<仕事内容>ホステルの掃除/受付/バーテンダー
ホステルでのボランティア
シフトは1日8時間で週4日。2時間の掃除→受付/バーテンを6時間が1日の流れです。
ホステルですがバーが併設されており、夜のシフトの場合はお酒作りもこなします。
週末などはかなり忙しかったですが、ブラジル独自のカクテルが作れるようになりました。
ホステルということもあり、ボランティア仲間は旅人が多く、ブラジル人以外にもペルー人やチリ人などがいました。アジア人は自分のみ。ポルトガル語が第一言語ですが、次に話されているのは英語ではなくスペイン語でしたね。
予算はこんな感じです
航空券 14.7万円
(内訳) ・成田‐NY(JAL)
NY‐サンパウロ(LATAM) 12.7万円
・サンパウロ⇔マナウス(LATAM) 2万円
乗り換え時間が長い分費用を抑えた便を選びました。
同じ価格帯にアディスアベバ経由のエチオピア航空があります。
食費 約1万円
Workawayでは3食出ることが多いですが、ホステルのため今回は朝食のみ。
ただし物価はそれほど高くないので1カ月で1万円ほどで済みました。
ホステルやB&Bでボランティアをする予定がある人は条件をよくチェックしてくださいね。
娯楽費 約2.5万円
お酒はほとんど支給。
娯楽費の出費はホスト達とクラブに行ったりBBQをした時くらいですね。
アマゾン観光で2万円ほど使いました。宿泊費込み。
計18万2千円。
地球の反対側ブラジルに1カ月滞在しても、20万円以下に抑えることができます。
なぜブラジルでWorkawayを利用しようと思ったのか
なぜブラジルなのか?なぜWorkawayを選んだのか?
色々な選択肢がある中でこのチョイスになった理由は以下の通りです。
サッカー王国でサッカーがしたかった
ブラジルといえば誰もが認めるサッカー王国。
サッカーに興味がない人でもロナウジーニョやネイマールといったスター選手の名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。
自分自身、全く文化の異なる海外でプレーしてみたいという気持ちがずっとあり、中でもブラジルは特別な憧れの場所でした。
ブラジルといえば日本から見て地球の反対側。移動だけでもかなりの時間がかかります。
旅に時間をかけられる学生の今、そして身体が動く若いうちにブラジルでどこまで通用するのか試してみようと決断しました。
地球の反対側の人々のリアルな生活が知りたかった
ブラジルのイメージってどんなものですか?
サンバ?治安の悪い街?はたまたジャングルの原住民…?
こんなに日本から離れていて全く異なるイメージを持つブラジルの生活って本当に実在するのだろうか。自分の目で見てみたい。という気持ちをブラジルに対して抱いていました。
そのためには、実際に足を運ぼう。それも観光ではなく現地の生活に潜り込もう!
そんな決意からWorkawayを使った渡航になりました。
想像の100倍は踊るの大好きなブラジル人たちとの出会い、南米で初めてのサッカー、木の竿でピラニアを釣って食べる生活…本当にレアな体験ができて充実した1カ月を過ごせましたよ。
Workawayハプニング集
旅をしていればハプニングもつきもの。
今回はこんなハプニングがありました。
飛行機が飛ばない…
今回お世話になったホステルのように、同時に何人ものゲストを受け入れるところでは、すでにシフトが作られていることがあります。
私も到着翌日からシフトが入っていたのですが、なんと成田からの飛行機が半日遅延しサンパウロ行きの乗り換え便に乗れず、到着が遅れることに。
申し訳ない気持ちでシフト変更の連絡をしたところ、その振替便も欠航。
結局2日半ほど到着が遅れ、シフトはぐちゃぐちゃになってしまいました。
代わりに他の誰かがカバーしてくれたようです。
もう受け入れ拒否されるんじゃないかとも思いましたが、柔軟に対応してもらい感謝感謝…。
ポルトガル語の電話対応
ホステルでの受付の仕事のひとつに、電話対応があります。
ブラジルの公用語であるポルトガルでの対応が基本ですが、私はポルトガル語がまったくわかりません。
そのためホストの計らいで電話のかかってこない深夜のシフトにしてもらうことになりました。
安心して座っていると、「プルルルル」の音。
なぜかこの日に限って深夜に電話がかかってきてしまう事態に。
無視するわけにもいかず、受話器を取ると流れるようなポルトガル語。
オラ!しかわからない私は硬直。
直接顔を合わせれば、ジェスチャーや翻訳サービスを使ってコミュニケーションを取ることができますが、電話ではそうもいかず…。
英語も通じず、懸命に翻訳機通りポルトガル語を発音しましたが、結局伝わらず切られてしまいました。
それ以降深夜のシフトは外れ、電話は起きている他の人に手伝ってもらうことになりました。
初日から非英語圏の洗礼…。
おかげですぐに他のゲストと打ち解けて助け合えたので今では良い思い出です。
こんなハプニングもありましたが、間に通訳に入ってもらったり、スマホの翻訳アプリを活用すれば語学力に自信がなかったり、非英語圏でのボランティアも可能です!
3週間のボランティア生活で感じたこと
仕事についての考え方
これまで仕事というのは我慢する時間という認識を持って生きてきました。
Workawayを通じて変化した価値観は仕事=我慢する時間ではないということ。
ボランティアについてもそう。
働く時間も楽しむのがコチラ流。お客さんと飲みながら話すし音楽もかける。テンションが上がれば掃除中だってほうきを持ったまま踊る。
自分にとって「働く」「仕事をする」ことへの考え方が変わったことは、この先働いていく上で大事なものになると思っています。
南米人のパワフルさ
ブラジル人はもちろん、チリ人、アルゼンチン人、ペルー人など、沢山の南米人に囲まれて生きていましたが、彼らは本当に陽気でフレンドリー。そしてパワフル。
寝ていても平気で起こしてきて「踊るぞ~~!!」と誘ってきます。
ちょっと鬱陶しいなと思った時もありますが、そんな彼らの陽気さがあったからこそ3週間という限られた期間でも深い関係を築けたと感じています。
人見知りする自分にとっては、見習わなくてはならない部分です。
日本でレセプショニストが踊っていたら客は怒るでしょうし、踊るためにわざわざ起こされたら起源が悪くなるでしょう。当たり前です。
しかし現地の生活に潜り込み、こうした自分の中の当たり前が壊れていく体験ができることこそ、Workawayの魅力ではないかなと思います。
単に知識の交換だけでなく、自分の価値観を揺さぶり、相手の価値観に影響を与えることがWorkawayを通してできる文化交流経験です。
ぜひWorkawayで自分の常識をぶっ壊してきてください!