
こんばんは!
ヨーロッパホームステイ&ボランティアの旅に出て1カ月経ったみずきです。
はい、では今日は1週間前以上に書いたドイツでホストファミリーにドタキャンされた話の続きを書きます。
まだ読んでない方はこちらをチェック。
前回までのエピソードを振り返ると、ホストマザーに会ってすぐに次のホストに行ってくれと言われてしまったみずき。
泣きながらボランティア仲間のペルー人のカップルに会ったことを話したところで話は終わりました。
〜〜〜〜続き〜〜〜〜〜
ペルー人のカップルは、私がいきなり泣き出したので戸惑いながらも「急に部屋がないから違うとこに行けと言われた」と言う内容をキャッチして、「とりあえず抱きしめていい?」と言ってくれます🙆♀️←すごく南米人ぽいですね。彼ら文化的によくハグしますよ。
とりあえずホストマザーから離れるために、家の庭にある別棟のガーデンハウスと呼ばれる家に呼んでくれました。🏡
彼らはここで過ごしていたようです。
ペルー人2人は、ホストマザーにみずきと相部屋でいいよ!と言ってくれたので、私はこの日はここに3人で泊まることになりました。
ガーデンハウスの写真がないんですが、イメージを掴むために庭の一部を載せておきます。庭のプールの横の小屋みたいなのがガーデンハウスと呼ばれています。東京の一人暮らしくらいのサイズで、シャワーとトイレとキッチンがありました。
…そろそろお分かりかと思いますが、この家は相当なお金持ちです。。
で、話を戻すと薄暗いガーデンハウスの中で彼らが話を聞いてくれました。本当に優しい人たちだったので、私にチョコレートやらクッキーやらをくれて気持ちをほぐしてくれました🍪🍫
その時の味は忘れられないほど美味かった笑
その途中で心配したホストマザーが何度か様子を見にくるのですが、彼女さんがなんとか誤魔化してくれます。
ちなみに言うのが遅くなりましたが、ホストマザーはドイツ人ではなくある南米の国出身だったので、ペルー人カップルとはスペイン語で話しています。🇪🇸母国語同士なので意思疎通は完璧なのです。
My best friends💕ペルー人カップルのホリオとダニエラ。ガーデンハウスで撮りました。
で、甘いものをうちにだんだんと気持ちも収まり、冷静になって考えることができるようになってきました。
そして彼氏のホリオが、私の話を聞きながら首をかしげて言いました。
「僕たちが昨日ホストマザーから聞いてた話と食い違いすぎてる。彼女は、みずきが来ないって言ってたのにいきなり来るって言ってたから、多分誤解が生まれてるんだと思う。あとじつは僕たちも他のボランティアも昨日きたばっかりなんだ!しかも先週から子供が体調崩したりして、ホストマザーはバタバタしてたみたいだから、読み違えてるんじゃないかな。こう言うことは、workawayでよく起こるよ。誰かが悪いわけじゃなく人間のミスだよ。」と。
そこで話が繋がりました。
私がホストマザーに期間延長のお願いのメールをしたあと、「他のホストが見つかったから期間延長しなくていいよ。」と送ったメールを、ホストマザーは「やっぱりあなたのところには行かないよ。」と読み違えていたのだと。
そして私が来ないと思ったので、その分新しく1人多くボランティアを呼んだから、私の部屋が無かった訳だったのです。
結局、ホストマザーには気を利かせてペルー人カップルの彼女のダニエラがスペイン語で事を説明してくれて、丸く収まりました。

彼らとはこの事件をきっかけにすぐに仲良くなりました。その日は一緒に仕事をし、一緒にお酒を飲み、夜中まで語り、深夜に酔っ払ってトランポリンでふざけ、満天の星を眺めるなどしました。
この日は泣いたり笑ったり、忙しかったなー。
色々あった波乱万丈の一日だったけど、こんな人生もいいなって思いました。
そしてなんと、お互い11月にタイのチェンマイにいることが発覚!!!こんな偶然あるんだね、絶対また再会しようねと約束しました😋💕
まとめ、
この事件から学んだ事。
・悪いことは、思いがけないいい出会いの予兆かもしれないってこと。
・ホストファミリーとのやり取りは、わかりやすい英語で書き、ちゃんと意思疎通が取れてるか確認すべき。
・ホストファミリーの前では感情的になって怒ったりするのは絶対避けましょう!
相手がキャンセルするなどした失礼な態度を取ったりしても、私の場合のように誤解があるかもしれないので。
(なんでかと言うと、結局この家には3日間滞在して、ホストマザーとも最終的に仲良くなりました。でも、もし会ってすぐに出て行ってと言われた瞬間、私がブチ切れたりしていたら。誤解だったとわかったあと信頼関係を構築するのが難しくなっていたでしょう。まだ泣くくらいで収めといてよかった。)

結局、ホストマザーは私のお菓子作りのスキルや、子どもと遊ぶスキルを買ってくれて、私に合った仕事を振ってくれました。怒られたこともあったけど、仕事はやりやすかったです。
言いたいことは言ってもいいけど、感情的になって取り乱したり、相手に悪い言葉を言ったりするのだけはやめましょう。
日本人らしく誠実に振舞うことが、海外でホームステイするにおいて自分を守る方法でもあります。
・まずは、評価のいいホストを探すこと。
この事件の始まりは、ビーレフェルトのホストに日にちを2回ずらされたことがきっかけでした。言わば巻き込み事故です。
そのホストの評価はworkawayのサイト上では80点と、私のホストの中では最低の評価でした。(ほかは100点満点)
実はこの点数って、結構信憑性あるんだなーと思いました。。笑
そして、この事件の最終的なオチを話します。
現在日付けをずらしてきたビーレフェルトのホストの、知り合いの家に泊まっています。
この間のホームパーティで、そのホストファザーに初めてお会いしました。
そして、今日うちのホストファザーから告げられた伝言。

「日付けを変更したオプションとして、彼が来週パリに3日間連れて行ってくれるって。行きたい?」と。
🇫🇷🗼
パリ旅行!?!?
そう。
思いもよらない。
突然、私はドタキャンされたことの代わりとして、3日間の無料フランス旅行をGETしました。
ホストファザーは実はスペインとフランスのハーフなのです。なのでどちらともに家を持っている。
もちろんフランス語もパリについても詳しいので、ガイドはばっちり。
パリに行けるなんて、全然もっと日付け変更よりも当日ドタキャン事件よりも大きいことあっていいよ!!!!と思いました笑
ということで、事件の結果フランスのバケーションを得た、ただのハッピーエンドなのでした。

サイクリング旅行、毎日のハリーポッター鑑賞、ホストマザーが毎日焼いてくれるケーキ、ホストブラザーと毎日過ごすトランポリン…いろんな思い出を作りました。
そして、来週パリに行く2日前に、元々行くはずだった日付け変更のホストのところへ移ります。
さみしいな。
さみしいな。
ちなみに日付け変更のことにも怒らなかったから、こうして仲良くできてるのでパリに行ける。やっぱりルーズな外国人には、感情的になっちゃダメ笑
全ての出来事は、こうした様々な偶然の出会いに繋がるってことですね。ちゃんちゃん。🇫🇷
それではみなさん、よいworkawayを。
みずき💐