こんにちは!

現在スイスのヴァレンという小さな村で働いてるみずきです。

周辺の様子はこんな感じですね。私の家があるのはこの写真の右側の山の中腹くらいです🏔

家の畑からの眺めはこちら。写真だとうまく伝わらなくて残念なんですけど、前の山が大きくそびえ立ってて毎日迫力がすごいなーと思ってます。

写真だと近くに見えるけど、山は谷を挟んでかなり遠くにあります。
さて、今日はここで学んでることを書いていこうと思います。わたしのツイッターでスイスの実情をつぶやいたら今までで一番の反響があって驚いてるんですが、他人事なら見てて楽しいよな!そりゃそうや!って思ってます😰
そう、スイスのWorkawayが今までで一番きつくて、今までで一番学ぶことが多くて、今までで一番成長速度が速い気がします。
 
 
具体的に、仕事内容と感想を書いていこうと思います。

1日のスケジュール

 

7:30 朝食
8:00 仕事開始。
・朝食の片付け
・部屋の掃除
・郵便受けの確認
・15分間換気
・梨を収穫
・コンポストの中身を捨てる
・花に水をやる
・昼ごはんに使う野菜を収穫
・お昼ご飯作り
 
12:15 お昼ご飯
13:00 仕事再開
・片付け
・キッチンの掃除
14:00 仕事終了。疲れ果てて部屋で倒れる
16:00シャワー
18:00 夜ご飯
19:00 ホストファザーにチョコレートとワインをもらう
20:30 疲れ果てて寝る
 

こんな感じです!
これ、毎日同じことを同じ時間にやってます!
「なーんだ、スケジュール的には毎日2時に仕事終わって楽そうじゃん!☺️」って思ったそこのあなた!
違うの。本当に大変なの。
 
何がって、この家には膨大なるハウスルールが存在するんです。知らないからその地雷を踏んでは怒られ、その都度暗記することが必要になるんです。
 
ちなみに、よく出てくるホストマザーはおばあちゃんの世代です。神経質なおばあちゃんを想像しながら読んでくれたらイメージ掴みやすいと思います。
 
 
もう何から話していいかわかんないんですけど、彼らは本当に色々なことに対して厳しい。。
少しずつこのスイスの家の実態を赤裸々に書いていこうと思います。

①時間の管理に厳しすぎるスイス人

 
まずは、なんと言っても時間ですね。
ロレックスっていう高級時計ブランドはご存知ですか?実はスイス出身なんです。そのほかにもたくさんの時計ブランドはスイスから生まれています。
だからなのか?スイス人はめちゃくちゃ時間に厳しい!日本人も5分前行動とかあって時間を守るって言われてるけど、そんな日本人に比べてスイス人の方が何倍も厳しいです。
 
具体的には、毎日決まった時間に決まった行動を取らないと気が済まないところ。

まずはこちらをご覧ください。ボランティアの仕事時間、ランチの時間、夜ご飯の時間などはきっちり決められていて、本当に1分の誤差くらいで守らないといけません!!

特にランチの12:15スタートは1番厳しく守られていますです。
もちろん、これはホストマザーだけではなく、同い年くらいのホストブラザーもきっちりと守っています。
 
お昼ご飯を食べてる時、私だけいつも最後まで残って食べていたので、ホストブラザーに「何でみんな食べるのがそんなに早いの?」って聞いたら、その時は「1時から仕事だから早く食べないと間に合わないだろう?😏」と言われました。
なんということでしょう。ここはオフィスではなくて、家で仕事してるんですよ?

続いて2つ目はこちら。ホストマザー手作りの、ボランティアがする仕事リストです。

なんと、毎日の仕事+1週目の月火水金土日、2週目の月火水金土日…という風にその月の何曜日かによって、仕事が割り振られています!
 
終わったらチェックを付けていく仕組みなんですけど、5時間じゃ全部終わるわけないからやれるだやるシステムなんですが、めちゃくちゃプレッシャーを感じます。

続いて3つ目はこちら。

 
なんと、ランチのメニューまで1週目の月火水金土日…という風にあらかじめ決められています!!!
 
ここまでくるとク○イジーの領域です。
 
そして勘のいい人は気づいたかもしれないですが、そう、ランチを作っているのは私です。これに従って作らないといけないのです…

②環境配慮に厳しすぎるスイス人

 
さて、時間の次は環境。
自然に囲まれて生きている彼らは、もちろん環境に対しても配慮して生きています。
しかしそのルールがわたしには細かすぎて大変。
⑴使ったお皿は、舐めるほど綺麗にする
彼ら、ばっちりナイフをペロッと舐めてます。
お皿は指で残ったソースをすくって食べてる。
さすがに日本に来た時にはお行儀悪い子になるからやらないで、と心の中で思っています。。 
⑵シャワーはシャンプーをゆすぐときと、ボディーソープを洗い流すとき以外は水を出してはいけない
それ以外の時に寒いからと言ってお水を流すのはNG🙅‍♀️10分くらいで出ないといけません。
⑶鍋やフライパンやボウルなどについた残りカスなどは、きっちり全てヘラですくわないといけない
私たち日本人の感覚でソースの残りをゴムベラですくった気になっても、彼ら基準では全てNG。完璧に全部すくわないといけない。何故なら食料廃棄に反対しているから。
⑷グラスには名前を書いて、一日そのグラスを使い続けないといけない。要するに朝のグラスと夜のグラスを変えたらだめ。
 
そんなん初め気づくわけないから、優しさで誰かがカフェオレ飲んだ後のグラス洗って食洗機に入れたら怒られました。
とまあ、長くなるのでこの章はこの辺で終わりにします。

③栄養バランスに厳しすぎるスイス人

 
前置きしておくと、わたしの小さい頃の夢は栄養士。得意科目は家庭科。日本にいるときも食事のバランスには気をかけてて、学食では麦飯、みそ汁、サラダ、焼き魚を注文するような女子大生です。ラーメンとかは体によくないので食べないようにしてます。
そんな私をコテンパンにしたのがスイス人。

Twitterに書きましたが、私の仕事初日にかの有名な「パスタ事件」が起こりました。

 
まず、ことの初めはホストマザーにお昼ご飯をこれから毎日作るように頼まれたこと。
(ちなみに彼らにとって、お昼ご飯は私たちの夜ご飯に相当するような、1日の中で1番大事な食事です。)
ホストマザー👵は、私に日本食を作ってと言ってきました。なので私は色々な食事を例に挙げて「これはどう?あれはどう?」と提案してみたのです。
すると全部NG。
天ぷらは脂っこいからだめ、米は私たちの消化システムに合わないからダメ、魚は私たちはあんまり食べないからダメ、など…
そして煮物などは日本の野菜が手に入らないので必然的に無理。
そこで私たちの間に生まれた妥協案がトマトパスタだったわけです。

言うてかなりの量の野菜を入れましたよ。

こんな大きいズッキーニも入れた。

そしてそのほかにもチーズオムレツ、ハウスサラダ(ホストマザーのレシピ通りに)を作りました。
そして私は出来上がったパスタを一つ一つお皿に盛り付けて、テーブルに用意したのです。
すると、外から帰ってきたホストマザーは、それをみて私の目を見てじっとこう言ってきました。
「栄養バランスのピラミッドって知ってる?1番下の土台は野菜なの。この盛り付けられたパスタは、炭水化物が多すぎる。こんなに炭水化物はいらないの。もっと野菜が必要。それに私たちはこんな風に一つ一つ盛りつけたりしたことがない。だからわたしは申し訳ないけど、パスタをフライパンに戻させてもらうわ。」
 
そう言ってわたしが作ったパスタは、お皿からフライパンにどかっ、と戻って行きました。
その時のわたしの気持ちを考えて欲しい。🤢
まず、ホストマザーの栄養バランスのこだわりを事前に聞かされてないから、そんなことは知らない。
教えるのが面倒ならば、紙に書いて渡すなりしてほしい。
それができないなら、自分で作って欲しい。
そう思ったわけです。
そして自分ではこの2ヶ月での成長ポイントだなと思うのですが、ホストマザーにおかしいと思ったことをその場で主張することができたんです。😎
(そして次の日から仕事は改善されました)
その時私が言った内容を日本語訳してまとめると、
・わたしは日本食を作ることは得意だと思う
・でもここではアジアンスーパーがないから、材料が足りなすぎて不可能(カレールーのパックとかの画像を見せながら伝えた)
・だからあなたたちスイス人がいつも食べてるものを知る必要があるから教えてほしい
・じゃなかったらできないから仕事を変えてほしい
こんな感じで言いました!!
すると彼女は「週3米でいい」と要点のずれたことを言ってきて話は平行線を辿る一方でした。
それに加えて「食事を作ること以外の仕事をあなたには渡せない。なぜなら2日後にメキシコ人の男の子が来るから、彼が食事作れるかはわからないし…」と言われる始末。
わたしは「10日間しかいないから、もう毎日怒られるのでいいや。」と諦めかけたのです。
しかし、次の日。

なんと、ホストマザーは私に食事の依頼書とレシピをくれたのです!!

昨日の主張、ちゃんと伝わってたんだ!って嬉しくなりました。

こんな感じで、洋書も一緒に渡されてそれを見ながら作ってます。

別の日のメニューと洋書。

ちなみに、これその通りに作るだけじゃダメで、ホストマザーのこだわりをちゃんと聞いてその通りにアレンジを加えないといけません。
 
例えば、「ホワイトソースは牛乳の代わりにブイヨンと水で作ってね。」と。
口頭で、もちろん英語で言われます。
ここでちゃんと詳しく質問し返すのは、まぎれもない私の責任なのです!!
 
「水の量は?ブイヨンの量は?水は冷たい水?暖かい水?それともお湯?」😫
 
さもなければ、私の命はありません!!
もし料理を失敗したら、それは食料を廃棄するということになりますよね?それはもう、この国では大惨事です。
ということで、スイスで働き始めてから、自分が日本にいる時の何倍もの速度で成長しているように思います。
スイスの料理、ここ数日で何個か作れるようになりました。見たことない野菜も調理できるようになりました。
最初はパスタを戻されてほんとに辛かったけど、いま思うといい経験になってるなと、感激です。
食事を作るのは残り2日間、このきつい環境から逃げずに、むしろまだまだ成長したいと思います!!
(そして、面白すぎる癖の強いスイス人のエピソードはまたツイッターやブログで載せようと思います♡笑)
それではみなさん、よいWorkawayを。
みずき💐

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